1年目の辛い経験

看護師になって1年目ってとにかく何もかにもが新しい事、分からない事ばかり、患者さんの死だって経験するのは初めて・・・最初はとて

 

も怖い仕事だと思いました。

 

私は循環器に勤めているので、さっきまで元気そうだった患者さんが急変したり、亡くなったりする事があります。

 

1年目の時に、初めて目の前で患者さんが急変して、救命処置をして、呼吸器やその他の医療機器を付けて、ドクターは心臓マッサージやA

 

EDを使っているのを見ました。

 

突然の出来事に新人達は何も出来ずにただ見ている事しか出来ませんでした。

 

患者さんは蘇生する事なくなくなってしまいましたが、患者さんのご家族が来るまでは何とか救命を続ける必要があります。

 

モニターは0のまま、ピクリとも動かない・・・家族は家が遠く来院まで数時間かかるとの事。

 

その間、ドクターと看護師が交代しながら心臓マッサージをして家族を待ちました。

 

心臓マッサージをしても、もう絶対に蘇生する可能性はないほどに長時間にわたってマッサージをしていまし。

 

患者さんの顔色は土色で死人の顔色です。

 

それでも家族が来るまでは、何とか蘇生を続けなければならないもどかしさ・・・。

 

患者さんの肋骨は数本折れています。

 

マッサージを繰り返す事で患者さんの体にも負荷が掛ります。

 

ドクターは私たち新人看護師に患者さんの為にも心臓マッサージの感覚を覚えなさい!と言って、交代で亡くなっている患者さんの心臓マ

 

ッサージをさせました。

 

私は涙が止まりませんでした。

 

でも、生にの人間に心臓マッサージをするのは初めて、家族が来るまでは仕方がない事だと何とか自分を宥めて、患者さんに申し訳ない気

 

持ちと感謝の気持ちを込めて心臓マッサージをさせて貰いました。